2024/09/20 19:03


僕達日本人の食の中心であるおにぎり。そこにワンスパイスを加えるおにぎりの具材たち。私達日本人の生活の中心であるお風呂。そこにワンスパイスを加える種々のサウナ。元々白米だった浴場も、様々な形のサウナを持つことで、銀シャリからとろろ昆布、おにぎらずまで形を変えることができる。小さい頃はツナマヨやチャーハンおにぎりが好きだった。成長するにつれ、味覚や嗜好が変わり紅しゃけ、おかか、昆布、塩おむすびまで到達するようになった。それに呼応するよう、サウナの汗覚や嗜好が変わり「夏は敢えて水滴を吹かず」、「敢えての中段もしくは下段」、「サ室は体内時計で」というように自己のスタイルを確立するようになってきた。各スタイルに貴賤はなく、読者の方々も(迷惑をかけない程度に)自由な入浴をしてほしいと思う。自分のおにぎりの好みに変化が現れた時、近くの銭湯に一度行ってみてどのようなサウナスタイルになったのかを確認してみてほしい。私も次のそれが楽しみだ。